京ポケ10P各戦振り返り #予選
◆はじめに
長きにわたり,企画の進行を進めてくださった運営の方々,どうもありがとうございました。
◆この記事について
10パの試合を軽く振り返り,思ったことなど簡潔に書きます。あくまで大雑把な記事であることを承知の上,お読みいただければ。ルールなど概要は他の方の記事をご参照ください。
◆注意
僕自身,特に各種企画では,使いたいなと思ったポケモンを最大限活躍させることを好んでいます。実際,自分の10Pはポリゴン2が重すぎて,普通なら,ウーラオス・エースバーンを入れたりして対策するのが一般的だと思います。パーティーバランス的にもその方がよいでしょう。しかし僕の場合は,自分が使いたいポケモンの枠内で何とかしようとする思考をまずとり,どう考えても無理があるときのみ仕方なく他のポケモンで妥協するという方法をとっています。ゆえに,はたからみれば参考にならない記事になっている可能性が高い点はご了承を。ネタ的に見ていただければ。
そのような中,自分はチャンピオン統一をやろうと思った次第です。
◆10パ(予選ver.)
とりあえず使いたいポケモンを10体選んで,まあまあやれるだろうと判断したので,これで提出。本当にまあまあやれるのか??
◆予選 緑色:6体見せ合い。自由枠がある場合,別に記載。
§1. vs.ポチックス
対
1戦目はvs.ポチックス。お相手も統一パ。しかもはがね統一ということでなかなか厄介そう。戦々恐々。
特に,ドータクンは警戒していた。そもそも一撃で倒すことがほぼ不可能で,トリル・てっぺきなどの嫌な補助技を多用してくる。初手に来るだろうという予感もしたので,自由枠を調べまくった結果,スカーフバスラオとかいうポケモンならおそらく警戒されずにいのちがけで1・1交換に持っていけるだろうという結論に達した。
バスラオ:ようきHS残りA。いのちがけ・こごえるかぜ・たきのぼり・ばかぢから
「ドータクンのH種族値は67←→バスラオのH種族値は70!」
他にも先発候補として,エアームド(H65)やボスゴドラ(H70)がいたが,これらにも対応可能なうえ,仮にそれ以外でも水タイプ自体がお相手に有利なので,十分期待できた。夢特性かたやぶりでがんじょうも無視(ただし,GTSで夢特性が流れていなかったので,まさかのここでとくせいパッチを消費。。。おい。)。
結局,こちらの戦略は,初手バスラオで荒らす→残りは対面性能抜群のカイリュー・ガブリアスで詰めることにした。他の3体はほぼ出す気がなかった。
結果:バスラオがドータクンと1・1交換に成功し,帯カイリューで詰めて勝。お相手のカミツルギがタスキか否かでずっとひやひやしている試合でした。
§2. vs.AIさん
対
2戦目はvs.AIさん。言わずと知れたお強い方。見るからに強そうな構築で,正直絶望を感じていた。
冒頭にもあるように,特に無視できないのがポリゴン2。倒す方法が,
①ラプラスで零度をあてる
②サイドンでつのドリルをあてる/ダイナックルを積む
④メタグロスでダイナックルを積む
⑤サーナイトのスカーフトリックで機能停止にする
くらいしか思いつかなかった。⑤を考えていたが,そもそもスカーフサーナイトとポリ2がうまく対面できなければ腐る気がしたので没。①②④で処理を試みることにした。
とりあえず,初手チョッキラプラスでカバ展開を阻止しつつ,裏に輝石サイドンor帯カイリューor弱保グロスで詰めることにした。ブリムオンの通りも悪くなく,サイドンへのトリル展開も候補にした。
ここで,まさかとは思ったが,見せ合い時点でポリ2がポリZに変わっていて大いに不意を打たれた。それだけはありえないと思っていたのに。選出計画がチーンとなった。そしてポリZが何をしてくるかが怖すぎていろいろ困った。一応,ラプラス・サイドン・カイリューで幅広く対応することにした。
結果:初手ポリZ・ラプラス対面で珠ポリZダイマに荒らされ,やむを得ずサイドンにダイマ切ってなんとか倒すもサイドンのHPも残りミリで実質2vs1になってしまった。ポリZおそろし。しかし,帯カイリューがウツロイド・テッカグヤを倒し,何とか勝利。最後テッカグヤにほのパン急所当ててしまったが,あられダメージ+帯のおかげで急所がなくてもギリギリ押せていたと思われる。
§3. vs.ふぉーす
対
3戦目はvs.ふぉーす。こちらもとてもとてもお強い方。今度こそポリ2は出てくると思っていたので,AIさん戦での選出計画を参考とすることに。
ここで,初手ダイマメタグロスが意外と刺さっていたので,それを基本に考えることにした。とりあえず,自由枠にレジエレキを採用しておけばランドがほぼ間違いなく来るので,そこで弱保を発動させればと考えた。
メタグロス:いじっぱりHBA。バレットパンチ・アームハンマー・いわなだれ・れいとうパンチ
メタグロスで詰めれなかった部分は,ハチマキカイリューor輝石サイドンorチョッキラプラスあたりでなんとかする方針に決まった。レジエレキはランドを倒さない限り肩身が狭いので,まあお休みかなと。
結果:初手メタグロス・ランドロス対面でダイアイスを選択したが,ポリ2に引かれた。おそらく弱保警戒。うまいなぁと思う。その後はダイナックルを積み,ポリ2に圧をかけていった。以下,体力わずかのポリ2は温存→サンダーに交代。こちらのダイマは切れ,サンダーの10万を3割くらい残して耐え,返しの技で落とす。その後ランド登場。バレパンをうって退場。ダイマは切ってこず,半分くらい削れた。以後,ダイマランドとポリ2はハチマキカイリューで詰めて勝。
ここで全く関係ないことを少し。自分は将棋を指すので,将棋の対局後に試合を相手と振り返ることを「感想戦」というのには大いになじみがありますが,どうやらポケモン対戦後の振り返りにも「感想戦」という言葉を使うのをサークルに入って知り,「へぇー,ポケモンでも『感想戦』って言葉使うんだー」と思いました。てっきり囲碁とか将棋くらいしか「感想戦」という言葉は使わないだろうと思っていたので。まあ自分が無知なだけですが。
①お相手がポリ2の技選択を少し見誤った(というのも,ダイマメタグロスにスピスワをうって,自己再せずにサンダーにバックしたが,普通に自己再を押してればよかったのではという話に感想戦でなった)・
という2点が勝てた要因かなと。特に①ポリ2に関しては,最後にもしカイリューが突破されていたら裏のサイドンでつのドリルゲームが始まっていて,2・3回は試行回数があるだろうから分が悪いとは言わないが,やっぱりそれで負けると悔しいのでなるべく避けたいところ。
§4. vs.しホピ
対
4戦目はvs.しホピ。またまた統一パ登場。イッシュは一番ストーリーなどをやりこんだ世代で,個人的に気分が高揚していた。街の名前とかマップは今のガラルよりもはっきり覚えている。あの頃は個体値とか気にせずに本当に純粋に遊んでいたのだろう。暇人はリュウラセンのとうでカイリューを釣りましょう。
さて,相手の10パを見て,ブルンゲル・ガマゲロゲを個人的には警戒した。すいすいゲロゲは下手すれば手が付けられなくなる恐れがあるし,ブルンゲルは補助技を絡めて詰ませてくる印象があったからである。また,初手にはエルフーンかギガイアスが出てきそうな印象があった。
ここで,初手はやはりメタグロスが安定しそうということになった。エルフーンやギガイアスに仕事されても最小限で処理できるうえ,くさむすびを入れたので最悪ゲロゲにも対応できる。持ち物は安定の弱保。
メタグロスを個人的に信用しているので,メタグロスが1.5体くらいもっていくことを前提に,残りは対面性能が高いポケモンを並べている。また,雨展開がどうしても怖かったので,襷ウルガモスににほんばれや草技を持たせたりもした。
メタグロス:ゆうかんHBA。バレットパンチ・コメットパンチ・くさむすび・じしん
結果:初手メタグロス対ギガイアス対面はダイマを切り,ダイスチルを2発。お相手はステルスロック。また,その後に出てきたエルフーンにもダイスチルをうちこむ。その後トリルをされて,裏がガラガラであることを察した。バレパンでおきみやげを阻止。以後,ダイスチル3回積んだおかげでダイバーンを耐え,弱保発動A↑2じしんで相当割合削り,後はラプラスでトリルターンを枯らし,カイリューで詰めて勝。
◇◆◇
以上で予選終了。チャンピオン統一がまさかの予選1位抜けした。え?
◆雑言
個人的に選出誘導には興味があり,10パでも,また,現行ランクマにおいてもいろいろ考えている。今回改めて思ったこととして,いわゆるレジエレキ(=でんきが一貫していると手が付けられなくなる可能性が高いが,じめんタイプにほぼ何もできない)のようなピーキーなポケモンに対して,お相手はその対策ポケモン(じめんタイプ)をほぼ必ず選出してくるということがある。
ここで,このじめんタイプが選出される前提でこちらの選出を考えれば,勝ちに結びつきやすいのだろう。あまりに単純な思考だが,意外とうまくいった。本戦の準決ではこれを逆手にとり,特定のポケモンに強いポケモンを並べて必ず選出させないようにしたが・・・
つ づ く