O.K.の戯言

ポケモン・将棋・旅行

【S16 最終2108, 104位】ディンカイサフゴパオマルフーワ!

カイリューマルマイン

●はじめに

 おはこんばんにちは。O.K.です。今期はバトンギミック入り構築を使いレート2100という大台に到達できたので,記念に記事を残します。

 

●構築ストーリー

 とある対戦イベントにおいて,京ポケのサークル員がちいさくなるフワライドバトンに悉く惨敗した。「こんなのが強いわけない!」というのが対戦前の率直な感想だったが,実際に対戦するとギリギリ勝ったもののかなり危ない状況で,正直恐怖を感じた。なので,実際にランクマで使ってみることにした。ヒスイマルマイン・フワライド・さいきょう賽富豪の3体を準備した。

 

 やることは単純で,①マルマイングラスフィールドやでんじはを選択,②フワライドでちいさくなるバトンをする,③さいきょう賽富豪が相手の技を避けまくってわるだくみを積んで勝ちというものである。

 しかし現実的には多くの敵が存在した。まずはアカツキガチグマがその筆頭で,特性によって回避率上昇を無効化してくる。これに対してはフワライドがめいそうを積んで対処することを考えたが,ノマテラフルパワーブラッドムーンが強すぎて安定しないほか,ハイパーボイスの存在ゆえ初手みがわりからも入りづらくあくびガチグマにも勝てない結果となってしまう。次に,バトン構築は最後にサーフゴーが全抜きをする構築なので,くろいきりドヒドイデやてんねん系統(ラウドボーン・ヘイラッシャなど),めいそうラティアスにはTODで負けてしまう。ふきとばしディンルーも天敵である。

 

 なので,バトン構築の他にもう一つ選出パターンを用意する必要があると思い,前期から使い慣れているポケモン3体を用意して構築が完成した。

 

●完成した構築


☆バトン選出

●先発

143(60)--121(244)-100-100-215(204+)

 S種族値の高さや強制自主退場技の存在から,グラスメイカーゴリランダーより起点作成要因として優れていると考えて採用した。基本的にグラスフィールドを展開するのが仕事だが,先発でよく投げられるハバタクカミやオーガポンには電磁波から入る方がよい。

<理由>

●挑発エナジーカミ:メンタルハーブで挑発を解除してむりやり電磁波を当て,その後にこちらが挑発やグラスフィールドを選択した方が仕事ができる。

●メガネカミ:電磁波を先に撃ったのちすぐ倒されるが,技が固定された+電磁波をすでに当てている→フワライドのちいさくなるが成功しやすくなる。

●ジャポ/襷カミ:電磁波を先に撃ったのち一撃でマルマインが倒されることはないので,その後にさらに仕事ができる。

●炎オーガポン:どのみちツタこんぼうで一撃なので,電磁波から入った方がフワライドがかるわざ発動無しでも先にちいさくなるを撃て,そのときに電磁波の痺れも狙える点で確率的にお得。単にグラスフィールドを展開して退場した場合,かるわざ発動で先にちいさくなるを押せる点は同じだがその際痺れを狙えないため分が悪い。

 

 なお,パオジアンにはテラスを切って電磁波を押さないとこおりのつぶてで試合がおわる場合がある。

 

●次発

225--79(116)-*-92(140)-145(252+) 

 かなしばりはこだわり連撃ウーラオスを封じることを想定している。また,挑発をちいさくなるで避けた後にかなしばりを押せば本来勝てない挑発ポケに勝てるかもしれない。

 

●次々発

193(244)--117(12)-153-111-149(252+)  

 無限の可能性を秘めた さいきょう 賽富豪。

 

☆非バトン選出

 

241(84)-178(252+)-145--100-87(172)

167(4)-154-103()-152(252)-120-145(252+)

155-172(252)-101(4)--85-205(252+)

 ※前期と全く同じポケモンを使っているので詳細は省略

 

 やはりマルフーワの圧はすさまじいらしく,ディンルーパオジアンを入れてるのに初手連撃ウーラオスがあまり来なくなったり,ガチグマを異様なほど投げられたり,全体的に変な選出を強要できたりした。それゆえ,堂々と初手にハチマキディンルーを置いてすべてをなぎ倒していた(他2体が初手の場合もある)。ヒドラッシャ程度の選出誘導ではウーラオスを抑制できないことは体感していたが,マルフーワだと不思議と抑制されるらしい。

 また,再選でもバトン・非バトンの択を一方的に押しつけられ,勝率が良かった。

 

参照:

okpoke.hatenablog.com

 

●選出

・最終日以外は7割非バトン・3割バトン

・最終日は9割非バトン・1割バトン 

 普通に非バトン構築が強かった

 

 バトン構築を出せない場合:

お相手の構築に ドヒドイデ|ポケモン図鑑SV|ポケモン徹底攻略ヘイラッシャガチグマラウドボーンドオーラティアスラッキーハピナスディンルースイクンタケルライコグライオンウルガモスクレセリアドドゲザンがいる場合。ブリジュラスのほえるも要注意。

バトン構築は無理に出す必要なし。vs受けループも非バトンで頑張る。

 

●結果

TN: O.K. 最終R2108.786(104位)

163勝111敗

 

サブロムTN: GalaxyExp999 最終R2008.394(430位)

54勝23敗

※2000に到達して放置

 

●おわりに

 先月の記事でランクマからしばらく離れるとか宣言していましたが,今期も結局やめられませんでした...。試合数自体は少ないので見逃してほしいですね

 結果としては2期連続でレート2100にいけて嬉しいです。あと1勝すれば最終2桁に間違いなく残れたのですが,深夜4時半の2100到達時にすでに脳が限界ですぐ寝てしまったのでまあしょうがないかなという感じです(バイトを月末に入れ込んだのが愚かすぎたので...)。

 

 2100チャレの試合はパオジアンが怯ませて最後勝ち確になったり,それ以外の試合でもカイリューが痺れさせたり凍らせたりいろいろやってました。この世界には理不尽にも試合の中で確率的に有利をもたらしうるポケモンがどうしてもいる以上,そのポケモンを使って上振れを狙うことも戦略の1つだと実感しました。

 

 余談ですが,ディンカイサフゴパオマルフーワは一時期京ポケで流行っていたカミガブツツミに近く,こちらは選出を一瞬で決めるのに対しお相手はだいたい90秒フルで使っていたのが面白かったです。

 

 ここまでお読みいただきありがとうございました。

 来期潜られる方,頑張ってください!!

 

●Special Thanks

 家をあけてくれたおきなさん,一緒に戦ってくれたつじさん・ふぉーす・ラドゥン・しホピ,各地で潜っていた京ポケの方々

 常夏☆サンシャイン←ラブライブわからないけど,つらいときなどに聞くと本当に癒やされます。

 

【S15 最終2108, 115位】ディンルーの大大大逆襲

《はじめに》

 おはこんばんにちは。O.K.です。初めてレート2100という大台に到達できたので,記念に記事を残します。

 

《構築概要》

 使用率がふるわないディンルーを復権させるべくいろいろ試したところ,こだわりハチマキを持たせてアタッカーになればその圧倒的な種族値により有象無象に撃ち勝てることがわかったので,今期はそれを軸に構築を考えることにした。

 あとはそれに合わせて残り4匹を考え,最後の1枠にはぼくが考えた最強の受け構築破壊枠「南国ナッシー」を入れて構築が完成。このナッシーはとにかく本質すぎるのでそこだけでも読んでいってください。ナッシーを世に広めるために今期頑張ったといっても過言ではないので...。

 また,全体的にメジャーな型とは一線を画して育成しており,それも大きな武器となった。

 

《個体紹介》 

 

1. ディンルー

241(84)-178(252+)-145--100-87(172)

☆S実数値87→速いガチグマまで抜くため

 A特化ハチマキの火力により,以下のような結果を得られる。

 ・大多数のガチグマ:上から地震2発で勝ち

 ・大多数のハバタクカミ:ムンフォ耐えて地震で勝ち

 ・大多数のカイリュー:押し勝てる

 ・炎ポン:エッジで1発

 ・その他イエカシラ,サーフゴー,ドヒドイデなどにも滅法強い

 

 雑に初手に投げて数的有利を取りに行くこともできるし,後発で投げることもできる。他のポケモンと組み合わせてうまく相手にテラスを切らせ,一貫した地震やしっぺ返しを連打する動きがとにかく強かった(例:パオジアンをちらつかせてカイリューにテラスを切らせ,ディンルーで地震連打[火力高すぎて交代不可能])。

 S実数値を87まで引き上げた点も大きな特徴で,これによりほとんどのガチグマを上から地震地震で倒すことができた。よって後投げガチグマは何もできずに退場していくこととなり,対面からノーマルテラスの超火力ガチグマにも勝つことができる。これでかなりの勝ち数を稼いでいる。

 

 このポケモンは基本初手投げで読まれるため,初手にウーラオスやパオジアンを投げられることが多かった。なので実際は,これらのポケモンにテラスを切らずに戦えるポケモンを初手に出し,ディンルーは後発で出す試合が多かった。苦手なポケモンが多いときは素直に選出を諦めていた。

 

2. カイリュー

167(4)-154-103()-152(252)-120-145(252+)

 初手ウーラオスや後投げランドロスなど,ディンルーが困るポケモンに対処するために採用した。クリアチャームカイリューも考えたが,基本的に役割対象が特殊方面に脆く,お相手に予想外の動きを押しつけられる点で特殊技を採用した。ただし,ハバタクカミに対する打点としてや最後の削りのために両刀となっている。

 

<使った感想>

 ・カイリューにとんぼ返りするウーラオスは体感少なく,素直に10まんボルトが刺さることが多かった。

 ・Sを最速まで振ったので,ランドロスには上から一方的に冷凍ビームを押しつけられた。

 ・誰も特殊カイリューが最速だとは思わないので,テラスを切らずにスケショの起点にしようとしてくるカイリューを返り討ちにできた。

 ・電テラじゃなくてノマテラならなあ...という場面はいくつかあったが,電テラのおかげで電磁波を拒否したり10まんボルトの火力を上げたりして勝った試合もあるのでそこは諸説。

 

3. ブリジュラス

165--151(4)-194(252+)-85-137(252)

 Youtubeで実況者のバンビーさんが紹介しているのを見て強そうだったので使ってみたところ,案の定強かった。こちらも基本は先発で投げ,対ウーラオス・パオジアン・アシレーヌなどを筆頭にテラスを切らずに対面有利を取りやすいポケモンとして採用した。襷パオジアンが初手に投げられることが異常なほど多かったので,お相手の構築のパオジアンが襷っぽく見えたらよく初手に投げていた。

 ちなみにお相手のブリジュラスは結局最後まで対策不可能でした...。

 

4. パオジアン

155-172(252)-101(4)--85-205(252+)

 お相手にテラスを切らせやすく,ウーラオス以外には対面的に滅法強いので採用した。基本的に受け寄り系の構築はハチマキディンルーの高火力を押しつける形で対処していたが,カイリューにアンコールがない関係上,度を超えて堅くなったポケモンは対策できていないので,そこに絶対零度で試行回数を稼いでいた。実際には,壁下の立て籠るヌメルゴンや初手のディンルーなどに撃っていた。

 なお,相手の構築にウーラオスがいると初手には出せない。

 

 ドヒドイデママンボウに零度は必中⇔キョジオーンには威力0。これが世の理。

 

5. ハバタクカミ

155(196)--116(244+)-155-155-164(68)

 ここまででハッサムが無理すぎたので,ハッサム対策で1枠とることにした。ハッサム入り以外にも時々出したが,最後に詰めで使うには火力が足りなさ過ぎて,適当に場を荒らすイメージで使っていた。環境に速いカミが多すぎたという点を踏まえても正直微妙だった。

 

6. 南国ナッシー

201(244)--140(180+)-145-95-76(84)

S実数値76→無振りハピナス抜き

全国図鑑番号: 103

分類: やしのみポケモン

その名も南国ナッシー

別名アローラナッシー

 

 この構築の本質ですらあるポケモン。今主流のグライオン入り受け構築に対する私なりの回答である。受けループを以前使っていたことがあるが,基本的に彼らは機械的に選出を決めている。こちらはディンルーが入っているので,基本的にグライオンが初手に来ることになる。

 そこで,グライオンを捕まえて,テラスを切らずにのろいを6積み→適当に技を連打して時間を消費→残り10-7分くらいで霊テラのろいを撃って以後こちらがTODを仕掛ける→HP割合または残数で勝ちという流れを辿るおそろしいポケモンである。グライオンが来なくても,適当に誰かを捕まえて眠らせて霊テラのろいをするだけで十分脅威である。

 毒状態はラムのみ+特性しゅうかくのコンボにより無限に回復できるので,グライオンは霊テラのろいをかけられた瞬間,自分だけがジリ貧になっていくことを悟り以下略

 

(引用元:漫画「鬼滅の刃」)

 

 ただし,サーフゴーには手も足も出ません。

 もし興味があれば以下も参照してください。

okpoke.hatenablog.com

 

《結果》

TN: O.K. 最終R2108 (115位)

 

《おわりに》

 3月以降いろいろと忙しくなる関係上しばらくランクマからは身を引くつもり(?)なので,今回最後に良い結果を残せて本当に嬉しいです。完全に1ロム特攻でしたが,初の2050チャレを乗り越えても気にせず突っ込む勇気を持てたことがよかったです。

 南国ナッシー対策で,来期の受け構築にサーフゴーが増えたらおもしろいですね笑

 

 ここまでお読みいただきありがとうございました。

 

《Special Thanks》

 家をあけてくれたふぉーす,一緒に戦ってくれたラドゥン・しホピ・水素くん,各地で潜っていた京ポケの方々

受けル破壊南国ナッシー

ナッシー(アローラのすがた)|『ポケットモンスター サン・ムーン』公式サイト

全国図鑑番号: 103

分類: やしのみポケモン

その名も南国ナッシー

別名アローラナッシー

 

 

かねてから私は筋金入りの面白い受けループ対策枠を考察してきたが,

*パオは受けル以外にも出していたので対受けル特化ではない

レギュEになりGliscor - Desciclopédiaという異質なポケモンが解禁され,これまでの受けル対策ポケモンでは対策にならなくなってきた。実際,前期の受けルはグライオン採用率が特に高かった。

 

そこで,以下のようなよくいるGliscor - Desciclopédiaに勝つことができ,それ以外のポケモンにも十分抗えるおもしろいポケモンを探したら ナッシー (アローラのすがた) - ポケモン図鑑 - スカーレット・バイオレット対応版 が筆頭にあがってきた。

 

201(244)-×-140(180+)-145-95-76(84)

S: 無振りBlissey | Pokémon Wiki | Fandom抜き

残り耐久(物理方面を厚く)

 

やりたいことは以下のとおり

Gliscor - Desciclopédia「南国ナッシー?まあ適当にTODでいいか」

   「一旦まもる!」

 ナッシー (アローラのすがた) - ポケモン図鑑 - スカーレット・バイオレット対応版 「とおせんぼう!!

Gliscor - Desciclopédia「!? ならばどくどく!」

 ナッシー (アローラのすがた) - ポケモン図鑑 - スカーレット・バイオレット対応版 「ラムのみ!!」

Gliscor - Desciclopédia「もう一度どくどく!」

 

 

 ナッシーは ラムのみを 収穫した!

Gliscor - Desciclopédia「・・・え?」

 

 

以下毒状態は勝手に回復するので,通常のろいを6積みして地震のダメージを十分軽減→残り時間が8分くらいにで霊テラのろい使用→あとはつきのひかり連打でHP回復(時間を使ってこちらがTODを仕掛ける)。グライオンは勝手にジリ貧になっていくので残数またはHP割合で勝ち。

 

 

その他

ねむりごな

 とおせんぼう+霊テラのろい後の回復妨害として。サイコノイズも習得するが,そもそも眠りはすべてを解決する。草テラスドヒドイデ|ポケモン図鑑ソードシールド|ポケモン徹底攻略を考えるならさいみんじゅつ?

 

原種ではない

 ナッシー - ポケモン図鑑 - サン・ムーン対応版はハピラキのシャドボや火炎放射で抜群を突かれるので。ナッシー (アローラのすがた) - ポケモン図鑑 - スカーレット・バイオレット対応版 は氷4倍だが,ナッシー - ポケモン図鑑 - サン・ムーン対応版でも抜群なのは変わらず,またボディプ透かしのためにもどのみちクレベース|ポケモン図鑑ソードシールド|ポケモン徹底攻略の前では霊テラスを強要される。

 

受けルにいる無理なポケモン

 レギュE時点でラウドボーン - ポケモン図鑑 - スカーレット・バイオレット対応版 【ポケモンSV】おうごんのからだの効果と所持ポケモン【スカーレットバイオレット】 - 神ゲー攻略 

 ヘイラッシャ|ポケモン図鑑SV|ポケモン徹底攻略のじわれもこわい

 

 ナッシー (アローラのすがた) - ポケモン図鑑 - スカーレット・バイオレット対応版 のその他優秀な技

・トリック

・めいそう+サイコショック

やどりぎのタネ

・はたきおとす

スキルスワップ

トリックルーム

つるぎのまい

・ねをはる

・みらいよち

 

 

 受けループは相手の構築を見て機械的に選出を決める傾向が特に強いので,ナッシー (アローラのすがた) - ポケモン図鑑 - スカーレット・バイオレット対応版 以外の5体の並びを工夫して ナッシー (アローラのすがた) - ポケモン図鑑 - スカーレット・バイオレット対応版 が得意とするポケモンが選出されるように。

 

 みなさんの健闘を祈ります

以 上 

【S12 最終2005, 313位】パオジアン入り受けループ

 受けループ見習いのO.K.です。受けループをなんとなく使い始めたら面白く感じ,1ヶ月使い続けたらレート2000達成できたので記事を書きました。

 

 

 同じサークルのポポノタンが受けループを楽しそうに使っていたので今期は受けループを学ぶことにした。以下の構築を使ってずっと練習していた。

 25日くらいに上記構築で1950まではいけたが,その後最終日が近づくにつれ純正受けループ絶対殺すマン(例: ギロチンクワガノン,毒テラ身代わり挑発サザンドラ)やその他苦手とするポケモン(例: カバルドン,まきびしディンルー,トドロクツキ,すごいイーユイ)が増殖しており,一方的に負けるのはあまりにも悔しかったので,非純正に組み替えてそのようなポケモンに抗えるようにした。



◇ 

《選出》

・基本: ドヒドイデ|ポケモン図鑑SV|ポケモン徹底攻略Cheryl - Azurilland WikiDondozo by mangalos810 on DeviantArt

・炎ポン入り: Cheryl - Azurilland WikiorDondozo by mangalos810 on DeviantArtが初手+ クレベース (ヒスイのすがた)|ポケモン図鑑SV|ポケモン徹底攻略

・パオを使うべき場合: パオジアン|ポケモン図鑑SV|ポケモン徹底攻略初手+Cheryl - Azurilland WikiDondozo by mangalos810 on DeviantArt

 

ドヒドイデ<スター☆だん>

157(252)-83-224(252↑)--163(4)-55

 毒をまくポケモン。今期は初手毒テラ挑発ガチグマが多すぎて,相手の構築にガチグマがいたら正直出すのに抵抗があった。でもなんだかんだ出せばそれなりに仕事をしてくれた。ガッサやブーエナカミに勝てる。

 

▽イーユイ<ユイユイ♪>

131(4)--100-187(252)-140-167(252↑)

 毒テラ挑発ガチグマに腹が立ってきた深夜に,一撃でクマを沈めようと思い育成。しかし,なかなか出す気にならず結局置き物と化していた。むしろ,パオジアンと並んで,チオンジェンなどの受けル殺すマンを少しでも選出させないよう圧をかけていたことに意味があったのだろう。

 

ハピナス<超巨大卵王>

331(4)--62(252)-95-205(252↑)-75

 一応特殊受け枠だが,想像以上に脆いので急所や怯みですぐ倒れることも多々あった。ショックよりも闘テラバやきあいだまを撃ってくる賽富豪の方が明らかに多かったので,悪ではなく水テラスにしたのは結果としては良かったと思う。

 

☆パオジアン<終の型・蹂躙>

155-172(252)-101(4)--85-205(252↑)

 神その1。超高火力ですべてを破壊する。

 初手に出してトドロクツキやサザンドラなどと対面し有利な状況を築いたら,お相手はテラスを切る/後続に引くしかないため,(一応フェアリーテラスの確率は検索したうえで)悪テラスかみくだくで突っ込んで1体倒す。メガネイーユイにも突っ込む。後は適当にTODすればよく,この動きがすさまじく強い。特に,初手にオーガポンがきた暁にはめっちゃ喜んでいた。

 最速なので,ブーエナじゃないカミにも強気に動ける。ディンルーに対しては,テラスを誘って裏のラッシャに即引き→じわれ連打。カバルドンに対しては,悪テラ砕くで確2をとれているのでそのまま突っ込む。

 氷柱落としをあまり使うことなく,運要素を排除できている点も◎。

 

▽ヒスイクレベース<カチカチやま>

202(252)-148(4)-259(252↑)--56-58

 炎ポン受け。カイリューと対面したとき,テラスを切らずに電磁波とかされて舐められていた...。

 

☆ヘイラッシャ<でっかウパー>

257(252)-120-178(212↑)--85-61(44)

 神その2。神の中の神。ヘイラッシャミラーやキョジオーンには早急にじわれをあてないと負けなので,メジャーなSラインからさらにSを引き上げている。

 水ウーラは鉢巻が多すぎて眠るで受かっておらず,じわれをあてないと負けという場面が多かった。でもあてるので問題なし。

 今期は(も)じわれを異様なほどあててくれた。

 

 

 TN: 攻☆受☆一撃  最終2005.432(313位)

 本ロム(TN: O.K.)は1951でずっと放置していましたが,疲れて2ロム目を動かす気力がなかったのでそのままです。

 

 

◇ 今期遭遇した受けル殺すマン

・霊テラ身代わり挑発イーユイ

・飛テラピクシー

・きあいパンチ賽富豪

・アシボ無テラ爆音波ストリンダー

☆毒テラ挑発ガチグマ(多すぎ)

 

 

受けループを学んでよかったこと:

● HP管理の大切さを実感できた

● 最善の選択肢をしっかり考える癖がついた

● 強気に行動すべき時にしっかり行動できるようになった

 

いつかは2000の先にいけるよう頑張ります。

お読みいただきありがとうございました。早いですが,良いお年を。

 

Special Thanks:

● 最終日家をあけてくれたouncerと共に戦ったアスタチン,ぱむ

● 受けループを教えてくれたポポノタン

● 各地で潜っていた京ポケの方々

● いつも時間を計ってくれたタイマー

以  上 

【S11 最終2003, 563位】熊を蹴る猿、幽霊を斬る猿

 おはこんばんにちは。O.K.です。おもしろい猿を生み出したところ,前期に引き続きレート2000を達成できたので記事を書きました。

 

 

1.コノヨカイリュー悪ウーラ改

 前期は【ポケモンSV】いのちのたまの効果と入手方法|使い道【スカーレットバイオレット】 - 神ゲー攻略いのちがけコノヨザルを使っていたが,今期これを使うのは正直難しかった。初手のガチグマやカイリューがいのちがけを嫌ってハバタクカミやサーフゴーに交代してきて不発に終わることが多く,安定しないからである。

 しかし,コノヨカイリュー悪ウーラという並びは依然強力に感じたので,引き続き採用することにした。

 

 参考: 前期のコノヨカイリュー悪ウーラ



2.使用ポケモン  ※レンタルあります

 

◇パオジアン<Icecat>

〇いじっぱりAS

〇特徴: 壁構築[主にアロQ]の壁破壊,ディンカイ賽富豪への崩し性能,オーガポンなどS134族以下への圧倒的制圧力

 ただただ強い。ひるみは犯罪。アロQは初手霊テラバースト→サイコファングで処理。今期のパオは零度を撃ちません。

 

◇ヘイラッシャ<ラッシャ>

〇ずぶといHBS[S無振りハピナス抜きB特化A下降補正イカサマ対策]

〇特徴: 今期の受けループ破壊枠,キョジオーン対策筆頭

 初手に【ポケモンSV】こだわりハチマキの入手方法と効果・使い方【スカーレットバイオレット】 - ゲームウィズパオジアンや水ウーラオスがくるとコノヨザルが活躍できないので,それらが出てこないよう選出誘導している面もある。

 キョジオーンはみがわりヘイラッシャに何もできない[ボディプレスも全然効かない]個体ばかりだと潜っていて気付き,採用した。適当に野生で捕まえたヘイラッシャを用意したら,たまたま「ひとになれてる」という二つ名がついていた。最終日にはきちんとトレーナーの指示通りじわれをたくさんあててくれた。

 受けループには初手に出してみがわり→じわれを撃てばよく,TODで引き分け以上を狙うこともできる。クレベースにも勝てる。霊テラのろいは強力だが,通常のろいとS振りがアンチシナジーなのが惜しい。

 赫月ガチグマの上から動きうるやばいやつ。

 

◇コノヨザル<アノヨザルβ>

〇いじっぱりHA

〇特徴: 打倒 ガチグマ・【ポケモンSV】テツノドクガの育成論と対策|おすすめ構築【スカーレットバイオレット】 - ゲームウィズハバタクカミ,試合均衡の維持

 先ほど述べたように,【ポケモンSV】いのちのたまの効果と入手方法|使い道【スカーレットバイオレット】 - 神ゲー攻略いのちがけは失敗すると致命傷なので,技の撃ち分けができるようにした。初手によく来る【ポケモンSV】テツノドクガの育成論と対策|おすすめ構築【スカーレットバイオレット】 - ゲームウィズ幽霊に対し,そこそこの攻撃と耐久を兼ね備えているおかげで,テラスを切る必要なく返しの【ポケモンSV】対戦アイテム(道具)一覧と入手方法【スカーレットバイオレット】 - ゲームウィズシャドークローでほぼほぼ倒せる。H振り熊も【ポケモンSV】対戦アイテム(道具)一覧と入手方法【スカーレットバイオレット】 - ゲームウィズけたぐりで81%で倒せる。いのちがけ警戒でテラスは切られないのでしっかり通る。ついでに鹿も蹴る。欠点は,らしき幽霊にはこちらがテラスを切らざるを得ない点か。

 その他面倒なポケモンにはとりあえずいのちがけをして試合を不利にしない。

 

 「またつまらぬものを蹴ってしまった」

 

カイリュー<ラオウ>

〇いじっぱりAS

〇特徴: 飛行テラバーストの強い一貫性,強すぎる特性

 前期は【ポケモンSV】クリアチャームの入手方法と効果【スカーレットバイオレット】 - ゲームウィズを持たせていたが,これはハバタクカミの前でしかあまり実益はなく,そもそもでんじはを撃たれることも多かったので没になった。増加していたでんじは賽富豪やあくびガチグマの存在も踏まえ,【ダイパ】きのみの効果と入手場所|ポケモン徹底攻略に落ちついた。

 

◇悪ウーラオス<剛直拳法家>

〇いじっぱりAS

〇特徴: 対面性能の高さ,最後に置くことで得られる安心感

 前期からそのまま続投された剛直拳法家。最後に残っていると安心感が本当にすごい。これぞ剛直拳法家。

 

◇岩オーガポン<ぽにおん>

〇いじっぱりAS

〇特徴: 不意のニードルガード,技自体の強さ,急所による上振れ可能性

 朝6時に天啓に導かれてこの技構成になった。ニードルガードをうまく使えばパオジアンにも勝ち得る。この時間帯はみんな頭がおかしくなっているので,先制技読みで一旦様子見もかねてニードルガードをするとなぜか次のターンに交代読み交代をされて,交代際に出てきたテツノツツミやらハバタクカミやらが勝手につたこんぼうで倒れていくことが数回あって驚いた。

 カウンターも読まれないし,がんじょうによる行動保障があるし,なによりつたこんぼうという技の急所率が(被弾の場合も含め)体感12.5%どころではないので,意外と使い得だったのかもしれない。パワーウィップもきちんとあててくれた。

 

 ガチグマ・ママンボウ・ウーラオス「どうせウッドホーンしか草技ないよね。テラス切るのやめた」

 オーガポン「つるのムチ(威力120)!!」

↑等倍でもこんなに入る。

 

 

3.選出

 コノヨカイリュー悪ウーラにとらわれず,刺さっているポケモンを出す。

 

 

4.最終結

 TN: O.K.  最終2003.489(563位)

 サブロム(TN: 夏油 傑)は溶けました。

 

 

5.おまけ[受けル破壊枠その2]

〇ずぶといHB

 ヘイラッシャを使う前に入れていた。受けループ絶対殺すマンのはずだったが少し怪しい気がしてきたのに加え,ヘイラッシャと違い選出誘導役を兼ねられないことが決定打となり,構築から外した。

 

 

6.総括

 引き続きレート2000をギリギリ達成でき,まずは率直にうれしいです。しかしいろいろ反省もあり,例えば,チオンジェン対策がまともにできていなかったり,初手のステロ展開への回答が不十分だったりしました。次はこのあたりをよく考えたいです。

 

 (最近は特に)ポケモンに打ち込み気付けばもう大学生活の半分が終わっているわけですが,これを機に一度将来についてよく考えてみようと思います。

 

 お読みいただきありがとうございました。

Special Thanks:

● 最終日各地で潜っていた京ポケの方々

ポケモンというコンテンツそのもの

以  上 

【S10 最終2008/2004, 245/282位】命 爆発ッ!! コノヨカイリュー悪ウーラ

【動画】ポケモンXY・コルニの名シーン『命、爆発ッ!』が格好良すぎる! ダンシングデブもめっちゃ回ってるwwww - ぽけりん@ポケモンまとめ

 みなさん,おはこんばんにちは。O.K.です。サークルに入って約1年半。ようやくレート2000の大台&ついでに2ロム2000を達成できたので記事を書きました。長かった...。

 

《# 構築ができるまで》

 ボックスをぼーっと眺めていたら以前育成した【ポケモンSV】いのちのたまの効果と入手方法|使い道【スカーレットバイオレット】 - 神ゲー攻略いのちがけコノヨザルがふと目についた。何かおもしろいことがしたい気運だったのか,いっそのこと初手から1-1交換をして実質2vs2のポケモンバトルをしてみようと思い,幅広く万能に戦えるポケモン2匹を手探りで追い求め続けた。

 実際に潜った感想として,レギュDという環境はただでさえ難解なテラスタルという要素に加え使用可能ポケモンの数・型が多すぎるため,安定行動が何かよくわからず私には難しすぎた。なので,変な択を極力減らすことで難解なポケモンバトルをなるべく簡単なものにした。また,電磁波などの不安定技に頼らず命中安定技で勝ち切れるようにした。電磁波環境だけどね。

 

《# 完成した構築》 レンタルはご自由にどうぞ。

 やや斜め上を行くようなポケモンを使うのが個人的に好きなので,傍から見ればよくわからないポケモンが出てくるのはいつものこと。それでも,個々のポケモンはしっかり活躍してくれた。システマチックで対面的な構築。

 

[先発]【ポケモンSV】いのちのたまの効果と入手方法|使い道【スカーレットバイオレット】 - 神ゲー攻略コノヨザル〈アノヨザル〉

コノヨザル - ポケモン図鑑 - スカーレット・バイオレット対応版

テラス 

いのちがけドレインパンチ・シャドークロー・ストーンエッジ

217(252)-136(4)-100-×-110-156(252+)

 タイトルにある通り,お相手のHPを0にすべく全力で命を懸けていただく。当初は2vs2の状況をつくりだしてくれればそれでいいと考えていたが,存外それ以上の仕事をしてくれた。ステロ/ビルド/なげつけるなどの面倒なことをしてくるという印象が強いかつ耐久も高いため,高火力で強引に突破しに来るポケモン(主にテラス拘りテツノツツミ/パオジアン・テラスウーラオス)にテラスを強要させつつ1-1交換に成功し,次発のテラバカイリューが一方的に暴れる試合展開になることが多々あったわけである。他にも,挑発を撃ってくるハバタクカミにシャドクロをお見舞いできることも活躍の要因になった。

 初手の【ポケモンSV】いのちのたまの効果と入手方法|使い道【スカーレットバイオレット】 - 神ゲー攻略イーユイやランドロスはどうすんねんと思うかもしれないが,環境に最速がほぼいないため,容易に処理できた。最速はお相手が偉い。ここでもテラス・テラスが切られることが多かった(特性まけんきにランドはビビる)。

 要は,一般的なコノヨ展開をメタりにくるポケモンが一定数いて,それらをメタれるという点で1-1交換+αの仕事をし得るということ。

 

[次発]【ポケモンSV】クリアチャームの入手方法と効果【スカーレットバイオレット】 - ゲームウィズカイリューラオウ

テラス

テラバースト・げきりん・じしん・アクアジェット

167(4)-204(252+)-115-×-120-132(252)

 あらゆるポケモンに万能に対処する枠その1。主要ポケモンに軒並み対面から勝つことができ,使用率1位からずっと陥落しないのも納得。そもそもカイリューをドラゴンタイプと認識していない/ドラゴン技はないだろうと割り切った動きをされることもあり(典型: ガブリアス),げきりんが大いに役立った。アクアジェットはHP1死に際テラスを無意味にできたり,テラバ耐え調整のハバタクカミを確実に倒せることから採用された。

 そしてこのポケモン最大の魅力は,環境に蔓延るあまえるハバタクカミに容易に勝てる点・目の前に通る技を撃てば活躍できる点の2点から説明できる。

 前者については,ピンポイントに【ポケモンSV】こだわりハチマキの入手方法と効果・使い方【スカーレットバイオレット】 - ゲームウィズを持てば有利になるのかもしれないが,先制技をうまく使いあらゆるポケモンに数的不利を取らないことが構築上必要だったので,その選択肢は必然的に除外された。結論,あまえるハバタクカミに有利かつ技が固定されない【ポケモンSV】クリアチャームの入手方法と効果【スカーレットバイオレット】 - ゲームウィズを持たせることで自然と勝率が上がっていくことに気がついた。

 後者については,例えばお互いにテラス権を残しているガブリアス・ハバタクカミ対面を考えるとイメージしやすい。この場面,ハバタクカミは何を撃つのだろうか。素直にムンフォ?シャドーボール?強気にでんじは?...よくわからないわけである。この点テラバカイリューは技の一貫性が強くて使いやすかった。水ウーラオスに対し,テラスタイプは大体あたりで地震を考えればテラスを切りにくい→素直にテラバが刺さるなど。

 

[次々発]悪ウーラオス〈剛直拳法家〉

テラス

あんこくきょうだ・インファイト・ふいうち・カウンター

175-200(252+)-120-×-81(4)-149(252)

 あらゆるポケモンに万能に対処する枠その2。最強の剛直拳法家。ラストに悪ウーラが出てくるとかなり嫌だと実感したのち,採用し続けている。カウンターがミソで,悪ウーラオスの火力・技範囲を正面から受けきることは難しいゆえ,意外と素直に攻撃してくる相手が多くそこを咎められる。読まれない。ふいうちのリーチも水ウーラオスの比ではない。

 イダイトウにも滅法強いのもまさに剛直拳法家。あとふいうちのPP7は思想(実際有用でツツミに強気にふいうちを押せる)。

 

【ポケモンSV】ねらいのまとの効果と入手方法|使い道【スカーレットバイオレット】 - 神ゲー攻略ブリムオン〈Br6**〉

テラス

めいそう・サイコショック・アシストパワー・トリック

143(84)-×-115-206(252+)-123-71(172)

S: 無振りラッキー抜き

 受けループ破壊枠かつステロ撒かせない枠。カイリュー悪ウーラがステロに弱すぎることへの対策としてマジックミラーの圧力をかけるただの見せポケとなっていたところ,どうにか活躍の道を作ろうとしたら対受けルに極めて強いことがわかり,そのように育成された。自身がどくびしを踏まないようにさえ気をつければ,ラッキーの前でめいそうを積み,すべてを崩壊させる。ヘイラッシャやドヒドイデも当然確定一発(ゆえにじわれを撃つ隙すら与えない)。【ポケモンSV】ねらいのまとの効果と入手方法|使い道【スカーレットバイオレット】 - 神ゲー攻略はラッキーのテラス対策で,トリックで押しつければサイコショックがあたる。とてもとてもおもしろいお話。

 

◇炎オーガポン〈タネポン〉

タネマシンガン・ツタこんぼう・はたきおとす・ちょうはつ

155-172(252)-105(4)-×-116-178(252+)

A: タネマシンガン3発で無振り♀イダイトウ確定一発

 このポケモンは強力すぎるゆえにテラスチオンジェン/ディンルー・カバルドンなどのカイリュー悪ウーラが苦手なポケモンをとにかく抑制できる。それだけで入れる価値がある。とはいえ,個人的にうまい使い方が全く分からず,ブリムオンとは違い本当に置き物と化してしまった。ごめんねオーガポン。

 なお,稀に遭遇する♀イダイトウ入りに投げればを無理やり貫通できる。奴は必ず初手にくる。

 

【ポケモンSV】ブラッキーの育成論と対策 | スカーレットバイオレット - 神ゲー攻略パオジアン〈Icicle〉

  

テラス

テラバースト・ぜったいれいどつるぎのまい・みがわり

185-141(4)-141(228+)-×-88(20)-158(20)

HB: キョジオーンのしおづけをテラス無しみがわりがだいたい耐える。テラスを切ればヘイラッシャのウェーブタックル確定耐え。

S: 最速91族(ランドロス)抜き

 一目瞭然最恐の特級呪物。運を収束させることで,地面を割りまくっている魚に目にもの見せる。剣舞テラバでキョジオーンを対策。零度の試行回数を十分稼ぐことでヘイラッシャ・サンダーを対策。この3匹はだいたい出てくるので,実際のところかなり実効的な対策になっている。カイリューテラ神速を3回耐え得るなど,他のポケモンにもなんやかんや抗えるすごいポケモン

 イーユイと対面して何もできないのを防ぐため,テラス。

 

《# 選出》 

基本: コノヨカイリュー悪ウーラ(ほぼこれ)

 命中安定技ばかりで安心。初手のハバタクカミ・賽富豪にはシャドークローを押して様子見。

 

対受けル: コノヨブリムオンパオジアン

 初手ドヒドイデにはいのちがけをせずブリムオンに引くべし(∵を盾にどくびしを撒かれるとブリムオンにどくが入ってしまう)。それ以外はいのちがけ。

 あとはブリムオンが全部貫きます。ほぼ勝てます。

 

対サンダー/キョジオーン/ヘイラッシャ: コノヨパオジアン悪ウーラ

 チオンジェンはあまり選出されないので基本選出で突っ込んでいたが,実際に出されると苦しいのでこの選出でもよいのかも。

 

対♀イダイトウ: 炎ポン@2

 初手♀イダイトウ一点読み初手炎ポンタネマシンガン成功率100%。

 

《# 最終結果》

 TN: anitipathy w. 最終2008.814(245位)

 TN: O.K. 最終2004.529(282位)

 最近我が家にきたグルーシャぬいぐるみ,めっちゃいい。目を瞑ったグルーシャはなおのこと。

 

《# 結語》

 これまで1900から勝ち上がれず辛酸を嘗める結果に終わっていたので,今期は構築を細部まで練って(まさか2ロムで)2000を掴め,率直に嬉しいです。簡単でわかりやすいポケモンバトルができました。両ロムとも1900からは勝率8割程度で一気に2000まで上がれたので調子がいいときにたくさん潜るのがいいんですかね。

 今年の夏休みは月末以外にも合宿に参加したり,交流会で戦ったり,暇があればランクマをしたり,アニポケを見たりとポケモンを満喫できたと思います。10月から大学が始まりますが,引き続きコツコツと頑張っていきます。ポケモンは楽しいし,一応ポケサー員なのでね。なお京ポケ内にはスイカゲーム?漢字でGo?マインスイーパー?とかいう一級呪物が蔓延っているらしいですね.....。私は屈しませんが。

 お読みいただきありがとうございました。

 

《# Special Thanks》

● 月末合宿家主 Jyn

● 月末合宿員 ラドゥン,凛香,ふぉーす,はるかいろ,しホピ

● 臨時合宿員 ヘモジロカン,テンペさん,きてふわ,アスタチン,ouncer,ポポノタン,ゆ~き,エンジン,リトマス,Tomo

● S10を一緒に戦った京ポケの方々

ポケモンというコンテンツそのもの

● 癒しを与えてくれるグルーシャぬいぐるみ

以  上 

【SVシングルS5最終1927, 979位】超・絶対零度トリック

 

 時はシーズン5。災厄ポケモンご一行とカイリューとハバタクカミと賽富豪の時代。

 これは,O.K.とそのサブロムが,そんな過酷なランクマッチ環境に氷統一で突っ込むという,無謀でおもしろいお話である――。

 そんなお話を作ってくれたポケモンたちを簡単に紹介しよう。

 

☆最終レート1927.196, 順位979

※サブロム(TN: 绝对零度戲法)は溶けました。

※サブロムTN由来: 氷統一といえば?―グルーシャ

           グルーシャといえば?―絶対零度トリック」

       トリックは中国語で戲法」。ぴったり6文字!

 

 レンタルご自由にどうぞ。みんな凍ってしまえ~

 

[1] セグレイブ<炎> @たべのこし [アイスボディ] HABDS 

セグレイブ|ポケモンずかん

 このポケモン,名はセグレイブ。

 ハバタクカミ・賽富豪・アーマーガア・テツノカイナ・ハッサム受けループ等,氷統一に毎度毎度出てくるポケモンすべてを破壊するエース。

 採用率約1%のアイスボディとたべのこしと天候ゆきと高種族値オーロラベールが噛み合ってたくさんの奇跡を生み出したすごいポケモン

 セグレイブ『あまえるのPPを増やしてないハバタクカミが多い。これぞあまい。』

 

[2] フリージオ<水> @こうかくレンズ [ふゆう] HBS 

      【ポケモン剣盾】フリージオの育成論と対策【冠の雪原】 - 神ゲー攻略

 別名「絶対零度トリック」

 剣舞セグレイブが苦戦する受けポケモン(ブラッキー・チオンジェン・ラウドボーンなど)の前でみがわりをはって絶対零度の試行回数を稼ぐ

 特性ふゆうでどくびし無効,じこさいせいを習得する,イカサマでみがわりが割れないのがあまりにも優秀だった。

 ※当初,ひかりのこなを持たせていたが,技をよけなくていいから早く凍らせてほしい場面が多かったので,こうかくレンズを採用。

 ぜったいれいどはこうかくレンズの補正がかからないと教えてもらった。私が愚かすぎたらしい。

 

[3] パオジアン<霊> @きあいのタスキ [わざわいのつるぎ] AS残りB

     パオジアン | PKM Wiki | Fandom

 先発のコノヨザルを倒すため,練りに練られ開発されたポケモン

 コノヨザル対面,相手はステルスロックorドレインパンチしか押せないことを利用し,初手テラスを切ってテラバーストを撃つ。結果,きあいのタスキは温存され,相手は吹っ飛ぶかHP赤ゲージくらいまでいく。仮に耐えられても,こおりのつぶてを持つパオジアンを考えれば,次のターンに相手はノーマルテラスを切ったりできない。ゆえに,迷わずテラバースト連打でコノヨザルを無償突破できる。

 

[4] ユキノオー<闘> @ゴツゴツメット [ゆきふらし] HBS 

     【ポケモンGO】ユキノオーの入手方法、能力、技まとめ – 攻略大百科

 いい感じのクッション,かつ,サポート要員として使われる。

 思いの外固いので,パオジアンのせいなるつるぎを2耐えくらいはする。テツノツツミやカイリュー,イルカマンに後投げできるのも◎。

 氷統一に出てくるチオンジェンに対しては,当然のようにテラスを切ってくれるので,やどりぎのたね+オーロラベールで起点にできる。

 ほのおタイプが少ない/いない構築にはとりあえず投げておこう。普通に活躍する。

 

[5] テツノツツミ<水> @ブーストエナジー [クォークチャージ] HCS 

【ポケモンGO】テツノツツミ【ポケモンGO】テツノツツミ【ポケモンGO】テツノツツミ【ポケモンGO】テツノツツミ

 貯めた水を20%の確率でやみくもにぶっ放し,時にプレイヤーの怒りを買うなんともかわいそうだが代えがきかないポケモン。ほぼ毎試合出す。

 ハイドロポンプをあてるか否かで勝敗が決する試合が何百とあったらしい。

 

[6] クレベース<電> @こだわりハチマキ [がんじょう] AS残りH

      【ポケマス】ウルップ&クレベースの性能評価と技一覧【ポケモンマスターズ】 - ポケマス攻略wiki | Gamerch

 先発びっくり最速こだわりハチマキ電気テラスクレベース。あまり選出しないいわゆるネタポケ。

 S種族値28にもかかわらず,最速にするとアーマーガアまで抜けることを知ったので採用された。

 ジバコイルマリルリ・ディンルーニンフィアなどを上から破壊する。お相手は頭が混乱する。これもまた絶対零度トリック」

 特性がんじょうなので,ヘイラッシャのじわれも怖くないし,テツノドクガやイーユイ,ハバタクカミなどの耐久ペラペラ勢にも天下の一撃を与えられる。

 

 

◇基本選出について 

★☆(1)先発セグレイブ+ユキノオー+テツノツツミorパオジアン

 セグレイブが(テラスを切って)勝てそうなポケモンが並んでいる構築に出す。例えば,相手の構築が「賽富豪,テツノドクガ,ハバタクカミ,パオジアン,ディンルー,カイリュー」のような感じなら,迷わずこれでいく。剣舞をうまく駆使して戦う。

 だいたいの場合セグレイブがHPを6, 7割残して相手の先発を倒してくれるので,その後はセグレイブのHPを大切にする立ち回りを心がけるユキノオーに引いてオーロラベールを貼れるとなおよい。最後はテツノツツミに賭けることが多かった。

 

◇初手セグレイブ・パオジアン対面

 お相手はせいなるつるぎorつららおとしが安定なので,炎テラスを切ってテラバーストを撃つ。きあいのタスキで耐えられるが,次のターンは一度ユキノオーに下げる(∵セグレイブのこおりのつぶてを考えるとふいうちしか押せないから)。そうすると,またせいなるつるぎを撃たれるが,ゴツゴツメットで勝手にお亡くなりになる。だから,オーロラベールが安定する(つららおとしで突っ込んできてもなんとかなる)。

◇初手セグレイブ・ディンルー対面

 最終日特に頭を抱えた対面。とりあえずはテラスを切らず剣舞する。氷統一にステルスロックは絶対撒きたいはず,にもかかわらず,カタストロフィから入ってくる場合は突撃チョッキが濃厚で,どのみち1剣舞きょけんとつげきでは倒せないのでもう1回剣舞する。それくらいセグレイブの耐久はある。

 ステルスロックから入ってくる場合,次はふきとばしを押されるので,きょけんとつげきで突っ込む。フェアリーテラスを切られているのが一番まずいが,炎テラスを切ってテラバーストを押すしかない...。

 

「氷テラスでいいのでこちらもディンルーを使わせてください」

 

★(2)先発パオジアン+ユキノオー+テツノツツミ

 お相手の構築にコノヨザルやエルレイドがいるときは必ずこちら。これらのポケモンはほぼ先発で来るので,そこを叩いていく。初手からテラスを切る

 コノヨザルがドレインパンチステルスロックを撃ってきたら,きあいのタスキを残せる。万一じならしやがんせきふうじから来られたら,一度ユキノオーに下げるのが安泰か。

 エルレイドに関してはせいなるつるぎを透かされ,かつ,こちらが霊テラスを切っているからか,経験上2ターン目はほぼほぼかげうちを押してくるので,こちらもふいうちでOKエルレイド使いは前に突っ込みたがるようだ。

 

(3)先発クレベース+テツノツツミ@1

 クレベースが初手に出して戦えそうなときに気まぐれに使う。マリルリジバコイル・ヘイラッシャなど,有利をとれそうなポケモンが複数いる構築に投げるとよい。

 

(4)先発フリージオ+テツノツツミ@1

 セグレイブの剣舞でどうにも破壊できなさそうな受けループには大体フリージオが刺さる。水テラスを切ることで,ラウドボーンに有利に動けるのが極めて大きい。

 

 

◇あとがき

 サークル内に氷統一を使う先輩がいて,しかもその先輩と高校が同じという縁があったので,今回氷統一に挑戦しました。思いの外楽しく,充実した1ヶ月を過ごせました。SV発売後万年4桁をウロウロしていた中,まあそれなりの結果になったのでよかったです。絶対零度トリックを決められた皆さん,ごめんなさい(笑)

 それでは,ここまでお読みいただきありがとうございました!

 

**以下にポケモン努力値振りを掲載しておきます。

[1] セグレイブ H252-A↑124-B76-C↓-D4-S52

  Hは全振り,Aは4振りハバタクカミがA+2礫で50%で落ちる,BDはBを優先,Sは実況者くろこさんが動画で紹介していたチョッキセグレイブ抜き抜き。大体のハバタクカミは耐久に振ってる印象があるので,おそらくAの調整が不適切と思いつつ結局変えていなかった...。

[2]フリージオ  H236-A↓-B92-S↑180

  Hはみがわりのため4n+1,Sは受けループの中で最速と思われるウインディ(95族)抜き,残りB。

[3]パオジアン  A252-B4-C↓-S↑252

  最速は譲れない。

[4]ユキノオー  H220-A↓-B↑220-S68

  Sは4振りアーマーガア抜き。Hはのろい対策で4n+1,残りB。

[5]テツノツツミ  H12-A↓-C244-S↑252

  やはり最速は譲れない。Hはみがわりのため4n+1,残りC。

[6]クレベース  H4-A252-C↓-S↑252

  最速は譲れない!?

                                  以  上