O.K.の戯言

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【S16 最終2108, 104位】ディンカイサフゴパオマルフーワ!

カイリューマルマイン

●はじめに

 おはこんばんにちは。O.K.です。今期はバトンギミック入り構築を使いレート2100という大台に到達できたので,記念に記事を残します。

 

●構築ストーリー

 とある対戦イベントにおいて,京ポケのサークル員がちいさくなるフワライドバトンに悉く惨敗した。「こんなのが強いわけない!」というのが対戦前の率直な感想だったが,実際に対戦するとギリギリ勝ったもののかなり危ない状況で,正直恐怖を感じた。なので,実際にランクマで使ってみることにした。ヒスイマルマイン・フワライド・さいきょう賽富豪の3体を準備した。

 

 やることは単純で,①マルマイングラスフィールドやでんじはを選択,②フワライドでちいさくなるバトンをする,③さいきょう賽富豪が相手の技を避けまくってわるだくみを積んで勝ちというものである。

 しかし現実的には多くの敵が存在した。まずはアカツキガチグマがその筆頭で,特性によって回避率上昇を無効化してくる。これに対してはフワライドがめいそうを積んで対処することを考えたが,ノマテラフルパワーブラッドムーンが強すぎて安定しないほか,ハイパーボイスの存在ゆえ初手みがわりからも入りづらくあくびガチグマにも勝てない結果となってしまう。次に,バトン構築は最後にサーフゴーが全抜きをする構築なので,くろいきりドヒドイデやてんねん系統(ラウドボーン・ヘイラッシャなど),めいそうラティアスにはTODで負けてしまう。ふきとばしディンルーも天敵である。

 

 なので,バトン構築の他にもう一つ選出パターンを用意する必要があると思い,前期から使い慣れているポケモン3体を用意して構築が完成した。

 

●完成した構築


☆バトン選出

●先発

143(60)--121(244)-100-100-215(204+)

 S種族値の高さや強制自主退場技の存在から,グラスメイカーゴリランダーより起点作成要因として優れていると考えて採用した。基本的にグラスフィールドを展開するのが仕事だが,先発でよく投げられるハバタクカミやオーガポンには電磁波から入る方がよい。

<理由>

●挑発エナジーカミ:メンタルハーブで挑発を解除してむりやり電磁波を当て,その後にこちらが挑発やグラスフィールドを選択した方が仕事ができる。

●メガネカミ:電磁波を先に撃ったのちすぐ倒されるが,技が固定された+電磁波をすでに当てている→フワライドのちいさくなるが成功しやすくなる。

●ジャポ/襷カミ:電磁波を先に撃ったのち一撃でマルマインが倒されることはないので,その後にさらに仕事ができる。

●炎オーガポン:どのみちツタこんぼうで一撃なので,電磁波から入った方がフワライドがかるわざ発動無しでも先にちいさくなるを撃て,そのときに電磁波の痺れも狙える点で確率的にお得。単にグラスフィールドを展開して退場した場合,かるわざ発動で先にちいさくなるを押せる点は同じだがその際痺れを狙えないため分が悪い。

 

 なお,パオジアンにはテラスを切って電磁波を押さないとこおりのつぶてで試合がおわる場合がある。

 

●次発

225--79(116)-*-92(140)-145(252+) 

 かなしばりはこだわり連撃ウーラオスを封じることを想定している。また,挑発をちいさくなるで避けた後にかなしばりを押せば本来勝てない挑発ポケに勝てるかもしれない。

 

●次々発

193(244)--117(12)-153-111-149(252+)  

 無限の可能性を秘めた さいきょう 賽富豪。

 

☆非バトン選出

 

241(84)-178(252+)-145--100-87(172)

167(4)-154-103()-152(252)-120-145(252+)

155-172(252)-101(4)--85-205(252+)

 ※前期と全く同じポケモンを使っているので詳細は省略

 

 やはりマルフーワの圧はすさまじいらしく,ディンルーパオジアンを入れてるのに初手連撃ウーラオスがあまり来なくなったり,ガチグマを異様なほど投げられたり,全体的に変な選出を強要できたりした。それゆえ,堂々と初手にハチマキディンルーを置いてすべてをなぎ倒していた(他2体が初手の場合もある)。ヒドラッシャ程度の選出誘導ではウーラオスを抑制できないことは体感していたが,マルフーワだと不思議と抑制されるらしい。

 また,再選でもバトン・非バトンの択を一方的に押しつけられ,勝率が良かった。

 

参照:

okpoke.hatenablog.com

 

●選出

・最終日以外は7割非バトン・3割バトン

・最終日は9割非バトン・1割バトン 

 普通に非バトン構築が強かった

 

 バトン構築を出せない場合:

お相手の構築に ドヒドイデ|ポケモン図鑑SV|ポケモン徹底攻略ヘイラッシャガチグマラウドボーンドオーラティアスラッキーハピナスディンルースイクンタケルライコグライオンウルガモスクレセリアドドゲザンがいる場合。ブリジュラスのほえるも要注意。

バトン構築は無理に出す必要なし。vs受けループも非バトンで頑張る。

 

●結果

TN: O.K. 最終R2108.786(104位)

163勝111敗

 

サブロムTN: GalaxyExp999 最終R2008.394(430位)

54勝23敗

※2000に到達して放置

 

●おわりに

 先月の記事でランクマからしばらく離れるとか宣言していましたが,今期も結局やめられませんでした...。試合数自体は少ないので見逃してほしいですね

 結果としては2期連続でレート2100にいけて嬉しいです。あと1勝すれば最終2桁に間違いなく残れたのですが,深夜4時半の2100到達時にすでに脳が限界ですぐ寝てしまったのでまあしょうがないかなという感じです(バイトを月末に入れ込んだのが愚かすぎたので...)。

 

 2100チャレの試合はパオジアンが怯ませて最後勝ち確になったり,それ以外の試合でもカイリューが痺れさせたり凍らせたりいろいろやってました。この世界には理不尽にも試合の中で確率的に有利をもたらしうるポケモンがどうしてもいる以上,そのポケモンを使って上振れを狙うことも戦略の1つだと実感しました。

 

 余談ですが,ディンカイサフゴパオマルフーワは一時期京ポケで流行っていたカミガブツツミに近く,こちらは選出を一瞬で決めるのに対しお相手はだいたい90秒フルで使っていたのが面白かったです。

 

 ここまでお読みいただきありがとうございました。

 来期潜られる方,頑張ってください!!

 

●Special Thanks

 家をあけてくれたおきなさん,一緒に戦ってくれたつじさん・ふぉーす・ラドゥン・しホピ,各地で潜っていた京ポケの方々

 常夏☆サンシャイン←ラブライブわからないけど,つらいときなどに聞くと本当に癒やされます。